アカデミー修了生インタビュー④

2018年3月6日

修了生のインタビューの4人目は、女性経営者のMさんです。

①現在のお仕事と入講理由
段ボール加工メーカーの経営者です。これまでA式以外の構造設計経験がなく、提案力の強化に結び付けばと思いすぐに入講を決めました。

②最も印象に残った講座とは?
たくさんあります!構造設計では鈴木先生が強調されていた「後加工のことを考えて設計する」との教えが強く印象に残っています。またグラフィックデザインの講座で学んだ色彩や配色に関する“理屈”には大変驚きましたね。微調整が必要なスペーシングについても、「プロはここまでやるのか」と感じました。

③実務に活かされていることと言えば?
以前よりもお客様の問い合せに、自信を持ってお応えできるようになったと感じています。

④修了作品の制作エピソード
テーマは大好きな「明日香村」。コンセプトやストーリーを作ることに最初は戸惑いましたが実際現地へ足を運び、パッケージや商品を通し、何を伝えたいのかを真剣に考え抜きました。構造設計にはC式を採用。「身」を段ボールで設計し、「蓋」には貼り箱を用い制作に取り組みました。箱の形状に八角形を用いたため、想像以上に苦労しましたが、㍉単位での調整を何度も繰り返し行い、完成へと結び付けました。

⑤大阪パッケージアカデミーに対し感想を一言!
箱ってこんなに苦労して作られていたのかと初めて知ったアカデミーでした。他にはない貴重な場を頂けたことに感謝の一言ですね。

取材:日報ビジネス 吉野さん

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